Preparing for the exhibition

2012.12.27.


 3月の祖父との二人展に向けて、準備をしています。作品のメンテナンスをしながら、どの作品を出展しようかと悩んだり、パンフレットの内容を検討しています。そうこうしているうちに、年の瀬がやってきました。

I’m preparing for the exhibition with my grandfather in March. Maintaining our works I’m worrying about it, which works I should show and examining the contents of pamphlet for this exhibition. The end of year arrived while I was busy with one thing and another.

About my grandfather

2012.11.28.


 10月10日、家族親族みんなに見守られ、祖父は静かに息を引き取りました。「間質性肺炎」という難病と闘いながらも必死に絵と向き合い、来年3月の二人展を目標に制作をし、展示の構想を二人で練っていました。
 「3月までにはどうにか体調を持たせる!」と張り切っていた祖父の死、頭では理解していても心がついていかない日々が続いています。しかし、制作に対してストイックな祖父のことを思うと、制作は何があっても続けないとと思い、辛い時でもキャンバスに向かうと自分が救われることが何度かありました。またいつものように様子を伺いにくる祖父がまだいるようで、安心する時があります。それはまるで「制作は裏切らない。」と祖父が教えてくれているかのようです。
 最後になりましたが、たくさんの方々からお悔やみや励ましのお言葉を頂き、本当にありがとうございました。改めて、絵を通して多くの方々と出会えたことを祖父共々感謝しております。

In our family and relation looked after my grandfather, he breathed last night on 10th October. He wasn’t only struggling against the incurable disease, called ”interstitial pneumonia”. But he was also opposite his paintings desperately and making works and thinking the plan with me for our exhibition in March.
Though he was enthusiastic saying “I keep my physical condition till March somehow !“, he never breath again. I’m spending time understanding his death in my brain but not my mind. Although, when I thought that he was harsh about making works, I noticed that I shouldn’t stop making works at any cost. So even I felt painful I tried to paint, and I had experiences to be saved by myself many times by painting. Then feeling that he comes to see my working like always, I’m relieved. It’s just like that he teaches me “making works doesn’t disappoint”
Let me close my words by saying this. Thank you so much for condolences and encouraged words from many people.
My father and I appreciate so much for getting to know with many people thanks to our works anew.

Since last month

2012.9.6.


 祖父と孫の二人展シリーズの新作が完成した先月、祖父が入院しました。それから早一ヶ月が過ぎました。アトリエの隣にある祖父の部屋は、或る日のまま。祖父を想いながらの制作はいつもと何かが違います。生っぽく熱いものが、体中に巡っていて頭が騒がしいです。「生」というものを目の前に突きつけられた毎日が始まり一ヶ月、辛さと前向きさの狭間で苦しんでいます。でも、時間は経っていきます。何かを描かないと駄目になりそうです。今日から祖父が描き直したいと言っていた題材に、私も取り組んでみます。

dOCUMENTA13

2012.7.31.


 ドイツ・カッセルで行われる5年に一度の現代美術の祭典、ドクメンタ。今回も行って来ました!若手作家の作品が、モランディーやダリの作品横に展示されていたり、ほぼ存在がない作品があったり、全体的にはずいぶん頭をかき乱されました。その中でも見入ってしまうのは、概念とは関係なく、単純に魅了される作品。背景よりも作品そのものが放つ力、その純粋なものを感じる作品に大きな共感を得たのでした。

Artra

2012.6.29.


 農家とアーティストをつなぐ企画”アートラ市”。
 先週、東京で2年ぶりのサクソフォーン奏者・白井奈緒美さんとの即興ライブペインティングをやってきました。軽トラックの荷台シートに描き、出来上がったものは東京都唯一の村、檜原村の農家さんに使ってもらっています。
 これから”アートラ”は、全国各地にて展開するとのことです!

This is the project of connecting farmer and artist. I showed my improvisation live-painting with Saxophonist, Naomi Shirai after 2 years last week in Tokyo ! I drew on the sheet for the lightweight truck. This finished one is used by a farmer in Hinohara Village, where is only village in Tokyo.
“Artra” will develop after this all region of the country.

A sketch of grandpa

2012.6.1.


 祖父とシベリア抑留をテーマにした制作のため、毎日の制作の最後に祖父をスケッチすることにしました。今日は、絵を描いている祖父です。祖父は、飯ごう炊飯とじゃがいもを描いていました。時々「この色はどうや?」と聞いてきます。

I tried to sketch my grandpa at the end of work everyday for my works with the theme, my grandfather and Siberia internment. Today I sketched my grandpa who was painting. He was painting a mess kit cooking rice and potatoes on the canvas. During my sketching he asked me sometimes “How do you think of this color ?”

The exhibition with my grandfather in 2013

2012.5.17.


 今年は一年をかけて、来年3月にさぬき市合併10周年記念事業で行われる企画の準備に取り組んでいます。
 この企画は、祖父と孫の二人展だけでなく、シベリア抑留を知らない世代にも分かりやすいよう舞鶴引揚記念館から写真パネルと遺品をお借りして展示され、また期間中の二日間は県内の抑留体験者と遺族の対談会が催されます。
 私は、企画の段階から協力させていただくことになりました。このブログでは、企画・制作段階を紹介できたらと思いますので、是非楽しみにしていてください。

This spring

2012.4.17.


 我が家の牡丹桜が咲き始めました。
 今年は、春においてけぼりにされそうなほど、制作しています。新しいプロジェクトや個人絵画レッスンなども増え、絵のことや色のこと、美術のことを考えない時間、触れない時間はありません。これこそ私が理想とした生活。このままずっとこの世界に浸かっていたいです。

Chiharu Shiota “Where Are We Going ?”

2012.4.5.


 ベルリンでお世話になっていた塩田千春さんの展覧会が、香川県にある丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で始まっています。
瀬戸内国際芸術祭2010では、豊島にて”遠い記憶”という作品を出品されました。古い戸でできたトンネル、皆さんの記憶にも色濃く残っているのではないでしょうか。
 この芸術祭に引き続き、私はアシスタントとして携わりました。塩田さんの制作に関われ、作品が持つ強さ、作家として女性として現代美術とどう関わっていくかなど、いつも多くを学ばせてもらっています。またベルリンから香川県へ戻ってきても、ベルリン在住の塩田さんとこうして再会できることが大変嬉しいです。
 世界を股にかけ活躍されている塩田さん、香川県で見られる貴重な展覧会です。是非、足を運んでみてください!!

塩田千春 ”私たちの行方”
2012年3月18日(日)〜7月1日(日)
10:00~18:00(入館は17:30まで)会期中無休
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

“Flow” will flow

2012.3.26.


 日差しは春らしいのに、まだ寒い日が続きます。体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。忙しい時期ではありますが、お気をつけてください。
 先日、新作の”流(ながれ)”が旅立っていきました。日本とオーストラリア、南アフリカ、インドネシアを往復する船の客間に飾られるとのこと。”流”が、船と共に世界の海を流れていく。そう考えると、この作品は己の人生を全うしているかのようです。”流”が旅をしていく中で、誰かの心の拠り所として役に立てますようにと願い、お別れをしました。

Cycle of three cold days and four warm days

2012.3.7.


 三寒四温の日々が続いております。いかがお過ごしでしょうか。最近は事務作業が多く、落ち着きませんが、新たな点のあり方を模索しております。ひな祭りで飾られたお餅を観察したり、雛人形の衣装の色彩を観察したり、いつも以上にじっくりと。日常には面白いものがたくさん転がっていて、絵画に置き換えることを考えると、さらに興味深くなります。

Homepage was renewed !

2012.2.29.


 いつもありがとうございます。このたび、ホームページをリニューアルしました!どうぞよろしくお願いします。
 本日は4年に一度のうるう年。太陽暦と地球の自転速度とのずれを修正するためにある日なんて、神秘的です。そんな一日をどのように過ごそうかと思っていても、日常に追われてあっという間に夜が来そうです。今晩は宇宙に想いを馳せてNewtonなどを読んでみます。
 さて最近はというと、制作の日々と絵画教室などで先生を引き受けるようになりました。教える立場といいながら教わることが多く、よい経験をさせてもらっています。常に美術や絵画の分野でお仕事ができていることに幸せを感じます。感謝です。