About 2017

2017.12.27.


 毎日のように吹いている風に飛ばされてしまうかのように一日一日があっという間に過ぎ、今年も終わりが近づいています。今年は発表の場がほとんどなく、新しい表現に悪戦苦闘する日々で大変根気が必要でしたが、今振り返るととても貴重な時間を過ごせたのではないかと思っています。特に展示の締め切りに追われることなくただ自分の表現と向き合うことで、これまで身につけていた殻がボロボロと剥がれていくような、新鮮な毎日でした。この成果が来年には発揮できればと思っています。
 特に絵画造形教室を通して出会った生徒さんからは、いつも溢れるエネルギーと底知れぬ創造力を見せていただき、気づいたら私の制作源になっていてこちらが学ぶことばかりでした。心から感謝しています。
 寒い日が続いているので体調など崩さぬよう、良いお年をお迎えください。

Inspirations from the forest

2017.11.7.


 なかなか美術館での展覧会までには結びつきませんが、引き続きコンペに挑戦しています。先日挑戦したコンペでは、最終審査の手前で落ちてしまいました。年齢制限も出てきたので、この数年が勝負になりそうです。
 
 と同時に今年始めた新しい表現に悪戦苦闘していますが、コツコツやって力のある作品に仕上げていきたいと思います。
 先日は、感覚を研ぐために森で過ごしました。

The anniversary of my grandfather's death

2017.10.10.


 少しずつですが、新しいデザインでホームページを更新しています。完成までもうしばらくお待ちください。
 
 今日は祖父の命日。亡くなって5年が経ちました。制作で悩んでいる時に聞こえてくる祖父の声は、今も変わらず私の中で響いています。

It is no use crying over spilt milk

2017.10.5.


「あの瞬間よ!戻って来てくれ〜!」と何度思ったことでしょうか。愛用のMac airを開いたまま机の上の掃除をしていたら、なんと飲み物を倒してしまいパソコンが水没してしまいました。「あの瞬間よ!戻って来てくれ〜!」時すでに遅し。結局、キーボードが打てなくなってしまい・・・MacOS Sierraを購入。これまで使っていたホームページ作成ソフトがSierraに対応せず、これまた新しいバージョンのものを購入。対応してくれたAppleのスタッフの方や電気量販店の方がとても優しくて、本当に救われました。
 左の写真は、ずっと行きたかった牧野植物園のパラグアイオニバスです。

Every summer

2017.8.28.


 8月23日は、スターリンの指令で「シベリア抑留」が始まったとされる日です。この日は毎年国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑で「シベリア・モンゴル抑留犠牲者追悼の集い」が行われました。今年は去年より30人程多く約180人の方が参加されたそうです。
 私は、子どものこともあってなかなか東京まで行けないので、7月頃から「黙祷」という絵を描き始めました。まだ制作途中です。シベリア抑留の体験を絵にしてきた祖父が亡くなってもうすぐ5年が経ちます。毎年夏になると、祖父の絵に込めた願いやシベリア抑留に関する作品に取り組み続けたいと思っています。

Painter's diary

2017.7.19.


 今夏からinstagramで制作日記を書くことにしました。少しずつ進んでは戻ったりする制作過程で、大変地味ではありますが、制作中に考えていることを言葉にしていこうと思います。作品の深化に繋がればいいのですが。

Esquisse

2017.7.10.


 キャンバスの制作前に欠かせないエスキース。毎日描いているとどんどん溜まってきて、気に入っているものは額に入れて飾ってみます。

The sound …

2017.6.22.


目を開けても見えない空気 瞬きするごとに変わる太陽の光 耳を横切る風 誰かの気配 言葉にならない感情 生活する中で取るに足らない瞬間に音色をつけて「絵画の音楽」を奏でた


 今年の2月頃から新しいコンセプトで制作を始めています。日常にある身近な「音」から絵ができないかと試行錯誤しています。第1弾は「赤ちゃんの泣き声」を絵にできないかとキャンバスに向かいました。そこから発展していき・・今は「黙祷」の音を絵にしているところです。「黙祷」は確かな音はないですが、静かに伝えている故人への想いがどこか聞こえるような気がします。その時の空間と時間を含めた音が確実に存在していて、時には誰かの息だったり、誰かの鼻をすする音だったり。それはまるでJohn Cageの「4分33秒」のようです。その時の聞こえそうな音と空間と時間を絵にしたいと強く思っています。

Esquisse

2017.6.16.


 毎日、透明水彩絵具でエスキースを何枚も描いています。何がそうさせるのか、最近は筆と一緒に飛んでいる気になっている自分がいます。「無」になって絵の中に入っていきます。
 

About this year

2017.6.2.


 出産から3ヶ月後に制作を再開しました。それから1年が経ちました。これまでの12年間は毎年幾つかの展覧会の予定が入っていて、それぞれの企画テーマがあり、もちろん締め切りがあり、どこか追われながら制作していたところがありました。この1年間は発表の機会がなく、今夏のグループ展に向けつつ、新しい表現方法にじっくりと向き合う時間を取っています。あまり発表していないぶん時々不安になることもありますが、「毎日の制作は自分を裏切らない!」と信じてやります。キャンバスに向かう前にデッサン、エスキース、造形あそびを取り入れ、頭と心と腕の感覚を近づけるトレーニングをやっています。
 最近は新しい表現が形になっていきたので、35才を過ぎても現代美術のコンペに挑戦しています。同年代の作家志望だった友人や知人は所属ギャラリーがあったり世界を飛び回ったりしているのに・・と正直自分と他者を比べる時もありますが、それよりも自分の表現を高めていかないとと反省し、3歩進む時もあれば2歩下がることもある日々です。

DM of Senda Atelier

2017.5.11.


 新年度からおとな・こども絵画教室の生徒さんを若干募集しております。ご興味のある方は、ぜひ一度見学にお越しください。詳細はこちらです。

TO PAINT

2017.4.5.


 最近、「絵を描くことは子育てに似ているな。」と思うことが増えてきました。毎日向き合って、見つめて、手を加えて、様子をみて・・・見守りながら時間をかけて変わっていきます。私も作品も。絵を育てるような気持ちで取り組んでみようと思います。

FROM MY SON'S PAINTING

2017.2.15.


 子どもの絵を見る度に「自分よ!もっと自由になれ!風に乗れるくらいに!」と思っています。完全に解放できない感性を抱えて制作しています。自分の上に重しがのっているのか、それとも自分が重しなのかわからなくなっています。
 そんな中これまで制作してきた絵のことを考えていると、ふとこれまでの自分が見え隠れして「私は何を表現したいのか?」ということが眼鏡をかけた時のようにはっきりと見えてきました。少し救われた本日は、娘一才の誕生日。

EUSTOMA IN A VASE

2017.1.19.


 新しい表現を模索する毎日です。花瓶に入ったトルコキキョウを続けて描いています。枯れたら花屋さんへ行き、枯れたら花屋さんへ行き、しまいに花屋さんに「なかなか思うように描けません・・・。」と悩みを言ってしまいました。


川田一一 作

A HAPPY NEW YEAR !!!

2017.1.6.


 あけましておめでとうございます!!
 今年も去年と同じく、子どもが風邪をこじらせて看病していたら・・・年が明けたというお正月を迎えました。子どもと一緒にカウントダウンして「YEAR !!」というお正月はいつになることでしょうか。
 昨年もいろんな方に支えられて、楽しく深い日々を過ごすことができました。本当にありがとうございました。
 子どもが増え、これまでの制作時間がこれまで以上に厳しくなってきたので、思い切ってこれまで続けてきた「ooiea」を辞めることにいたしました。絵画教室は続けますが、画業一本に絞り、初心に戻って美術史から学び直し、新しい表現でもってキャンバスに向かっていこうと思う次第です。
 本年も皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。