Collaborations with a dramatist and a stage director, Keiko Sengoku
劇作家・演出家 仙石桂子氏とのコラボレーション 2021 -

仙石 桂子(せんごく けいこ)
劇団オムツかぶれ、即興演劇シーソーズ主宰。四国学院大学社会学部身体表現と舞台芸術マネジメント・メジャー准教授。著書に『ドラマ教育入門』(図書文化社、共著)。2014年より劇作家、演出家として活動し始め、年に二回ペースで新作を発表している。「生きづらさ」や「家族」をテーマにポップでユーモア溢れるかつ現実的な演劇を特徴とする。2021年より、千田豊実の絵画作品を舞台美術に取り入れたり、千田の作品を見て仙石が戯曲を書き下ろす、または仙石の演劇を見て千田が制作する等といったコラボレーションに挑戦している。

 

『橋と川』
作・演出:仙石桂子
出演:廣川役:大瀬戸正宗 髙橋役:大平峻世 敦子役:黒木麻絢
撮影:鉢峯輝敏
 
あらすじ:大学の英語のクラスで出会った髙橋と廣川。同級生に片想いする髙橋を、廣川は自宅に招き、呆れながらも恋愛相談に乗る。そこにある女性が現れ、髙橋は廣川と彼女の関係を見るうちに、言ってはいけないことを言ってしまう。
2019年5月に新潟『第5回えんとつ王』にて初演、決勝進出。2019年12月に徳島県立近代美術館展示室でも上演した。

 

 

『蜜』
作・演出:仙石桂子
手話指導:藤原かなで
出演:夏川役:沖野まや 秋役:北村茉由 冬花役:黒木麻絢 春子役:福島優菜
撮影:鉢峯輝敏
 
あらすじ:秋と冬花と春子は3人暮らし。秋と冬花は姉妹、秋と春子はカップルである。3人はそれぞれの想いを抱えながら、なんとなくうまくやっていた。ある日、秋は2人にある提案をする。そこに、冬花の高校の担任教師が来て...。
千田豊実の絵画『花の音7』からイマジネーションして書いた新作。
 

 

『キョウセイ』
作・演出:仙石桂子
振付:白神ももこ(モモンガ・コンプレックス)
出演:大平峻世、沖野まや、北村茉由、小林誠、椙田航平、田中まみ、
永田マミ、延原早希、福島優菜、村川菜乃、渡猛(ロクディム)、ピアノ:星野晋代 

 

あらすじ:コロナ禍の日本。3人兄弟の一朗・久美・香苗は、それぞれ結婚し、現在、東京・地方・村とバラバラに住んでいる。ある日、村が大雨で土砂崩れにあってしまう。地方の夫婦の家にお世話になる村の夫婦たち。そして、東京の夫婦も村をつけるために、地方の夫婦の家に集まることになり、3兄弟が久しぶりに再会する...。
大喜多里奈氏が担当した舞台美術に、千田豊実の絵画『花の音3』を取り入れた。