Senda Atelier
美術作家 千田豊実のアトリエ
シベリア抑留の記憶を絵に残した亡き祖父 川田一一のギャラリー
 
 2009年7月にベルリンから帰郷した私は、祖父の寝室横の8畳あまりの部屋をアトリエとし、二人で肩を並べて制作していました。そこから見える祖父お手製の庭はたくさんのインスピレーションを与えてくれました。また狭いアトリエには、祖父の絵の仲間やシベリア抑留の作品を見たいという方々がよく足を運んできてくれました。
 そんな様子を見ていた父が、祖父のためにアトリエ構想を練り始め、そのことを大変喜んでいた祖父でしたが、着工し始めた頃に祖父は体調を崩し、アトリエの骨組みや建設経過を目にすることなく、2012年10月に帰らぬ人となってしまいました。87歳でした。
 それから8ヶ月後、 2013年6月にようやくアトリエが完成しました。 祖父のように絵の仲間やクリエイティブな人たちが集まれるアトリエになればと思い、大切に使っています。
 現在は、教室に来てくれる生徒さんも 増え、制作で賑わう声がアトリエに響いています。
 
 
 
センダアトリエ絵画造形教室
おとな教室、学生教室、こども教室
 
 
美術講師 山田豊実
1982年さぬき市生まれ。2005年多摩美術大学卒業。東京やベルリンを拠点に作家活動を始め、2009年香川県に帰郷。作家活動を続けながら、2012年から公立私立の高等学校美術講師として美術教育に携わる。 近所の子どもたちが「絵を教えてほしい。」とアトリエに通ってきてくれたことがきっかけで、2013年にセンダアトリエ絵画造形教室を開設。2016年からは保育園や幼稚園の造形教室の講師として幼児の造形教育にも携わる。2019年に高松・すところみ教室を増設。
 
 日々、美術を通してあらゆる世代と関わり、一人一人異なる素晴らしい感性と創造力に触れています。広くて深い美術の世界、自分の心を解放し創作できる環境づくりを心がけています